葦原の初夏の風物詩その1、オオヨシキリ
那珂川の葦原、初夏の風物として外せない小鳥にオオヨシキリです。河口から5~5.5kmの葦原には多数のオオヨシキリが、自分のナワバリを主張して囀っています。
侵入者を見つけると「ケケッケー」と追い回す
枯れた葦の穂先で周囲を警戒
「ちょっと痒い〜」と頬を掻くオオヨシキリ(右)
これまで紹介した小鳥さんたちは、趾は大体風切羽の上を通して頬や頭を掻いていましたが、
オオヨシキリは風切羽の下を通して掻いていました、新たな発見です🧐
掻いている時は、どの小鳥も同じように前に突き出した嘴を半開きにして、
気持ちよさそうな表情します😄
カワセミ
オオヨシキリが元気に囀っている葦原の際の竹杭にカワセミがいました。オオヨシキリの囀りやナワバリ侵入者との追いかけっこには「我関せず」とハンティングに没頭していました。
夏の葦原の風物詩その2、セッカ
この季節、セッカのメスは抱卵に入っていると思われますが、オスはいまだに巣材を運んで、何個目かの巣を作っているようです
コチドリとキジ
モンシロチョウとモンキチョウ
今年も、葦原にセッカの「ヒッヒッヒッ、チッチチッチ」という鳴き声に、「ギョギョシギョギョシ、ケケッケー」とオオヨシキリの鳴き声が加わり、夏の到来を強く感じる季節になりました。
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