野鳥観察場所について

 私の野鳥観察場所は、コロナ禍でのサイクリングから始めたので、自転車で行ける範囲でかつ人があまり居ないところが基本になります。
 那珂川の堤防と河川敷は、その条件にぴったりです。また、ひたちなか市がある那珂台地の窪地を流れ、那珂川に流れ込む早戸川も、その条件を満たします。
 最近は、那珂川の河口から5km付近(自宅から約7km)にある干潟とその周辺の葦原、市毛小学校裏(自宅から約3.5km)の早戸川が定点観察場所になっています。特に早戸川の観察場所は、適度に住宅地に近く、両岸は斜面になっていて植生が豊か(あまり手入れされていないということ?)で、小鳥たちの餌になる草木の実や昆虫類には事欠かないように見えます(なので、夏でも長袖長ズボンに虫除けスプレー、虫刺されの初期治療薬は必携となります 😅)。
また、自宅の部屋からもいろいろ観察できます、自宅の部屋も重要な定点観測場所であることを記しておきます。
この記事では、最近特に気に入っている早戸川の観察場所について紹介し、他の場所については順次紹介させていただきます m(_ _)m 。


※ 観察場所が自宅から近すぎ、サイクリングの距離として健康の維持増進には足りないと思われるかもしれません。が、那珂川の観察場所での観察は早朝、日の出時間に自宅を出発し、一旦 河口まで行った帰りに行っています。往復20kmのサイクリングになりますので、朝のトレーニングとしては十分です。早戸川へは午後行きますので、両方合わせると1日のサイクリングの距離は約27kmです😁。

早戸川の観察場所はヒヨドリのねじろ

 観察場所は、住宅地より一段(4〜5m)低い川岸で、川はさらに2.5mほど低いところを流れています。
川の両側はコンクリートブロックで護岸されており、その上の住宅地との間の斜面には雑木と葛や蔦類が茂っています。
この雑木と蔦類の茂みは小鳥たちが捕食者から身を隠し、採餌するのには絶好の場所になっているようです。

観測場所を下流側から写した写真(2021年11月17日撮影)
左手前に見える木の根元で観察
小鳥を観察するメインの場所(2021年11月17日撮影)
ここを中心に半径100m程度の範囲に色々な野鳥がおり、またその生活があるようです。
手前側が早戸川の流れ、川底はコンクリートになっていて水深10cm程度、両側には砂礫が堆積している場所があります。
この付近は、川は北から南に向かって流れているので、観察は必然的に西側からしかできません。
太陽光の関係から、写真は昼前後から午後3時くらいまでが撮影条件が整いやすいので、その時間帯のうち1時間程度が観察時間です。


 この一帯は、ヒヨドリが群で根城にしていて、よく水浴びや羽繕いをしている姿を見かけます。しかし、ヒヨドリは警戒心が強く、カメラを向ける前に茂みのなかに逃げこんでしまいます。
ヒヨドリの鳴き声は騒々しく、ヒヨドリが活発に鳴いていると他の小鳥たちは姿を現さないか見つからないようにこっそり出て来るので、見つけるのに苦労します。
茂みの中には、アオジやウグイスが地鳴きしていますが見つけることはほぼ不可能です。
採餌や水浴びに現れた時が数少ないシャターチャンスです。
それでも、キセキレイはヒヨドリを気にせず、砂礫の上や護岸ブロックにいる虫を啄んだり、川の上を飛んでいるトンボやアブをフライングキャッチする姿、水浴びや羽繕いをする姿をよく見ることができます。

コゲラも鳴き声や木を啄く音をよく聞きますが、その姿を見つけるのは大変で、写真撮影はさらに困難です。(2021年9月16日撮影)
木の葉が散り、茂みの中が見渡せるようになってほしいですね😥。

 ここでは、小鳥たちが水浴びをし、その後羽繕いする姿をたくさん動画に撮ることができました。
その様子は、また別の記事で紹介せていただく予定です。
動画の投稿方法は現在よく理解できていないので、しばらくお待ちいただくことになると思いますが、バードウオッチングもブログも初心者ということでご容赦ください 🔰 m(_ _)m 🔰。

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投稿者

nakagawa-tori-suki

那珂川流域に住む”初老・初級のサイクリスト&バードウオッチング初心者”

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