午の田園は春の予感を・・・
今年もあっという間に2月に突入、もうすぐ立春、日が伸びて午の陽射しが暖かく感じられてか、河川敷や田園の叢では小鳥さんたちの姿をよく見つけられるようになってきました。多分、餌になる虫たちも地面の下から枯葉・枯れ草の下、芽吹いてきた草の根本で蠢き始めているんでしょうね。今回は、午に那珂川の河川敷、湫尾神社下の小場江用水路、常磐線の法面の草むらで撮影した小鳥さんたちを紹介します。
1月29日(本当は1月下旬に含めるべきですが・・・m(_ _)m)、那珂川河川敷にて
今年初撮り
この河川敷に来るとカシラダカが絶滅危惧種になっていることは実感できないが、
確かに昨季より少ないように感じる
目に自分のカメラのレンズが映っているようにも見えるほど近くで撮影させてくれた
(27日には常磐線のオジョウが近距離で撮影させてくれました)
これから北に帰る前に、数回こんなチャンスが巡ってくることを願っています
シジュウカラはタンパク質食なので、木の実の間にいる虫を探しているのかな?
1月31日、湫尾神社下、常磐線、自衛隊駐屯地下を散歩で出会った小鳥さんたち
ミミズはツグミも狙っているので、たまには牽制・追い回される姿も見ることがあります
葦原では葦の茎の上の方でシジュウカラが茎の中のカイガラムシを獲り、ウグイスは根元の方で虫を獲っているようである
基本的には警戒心が強く、中々姿を見つけることは難しい
午どきは草叢の上の方にいるが、人が近づくと”ジッジッ” ”ジッジッ”と伝言ゲームのように地鳴きのリレーが始まり、草叢の中に姿を隠していく
アオジよりは露出度が高く、ヨモギなどの枯れ草の茎や低背樹木の枝に止まっている
田圃で稲の落穂や、グランドの芝や低い草叢で草の実を採餌している姿が見られる
午どき、陽当たりの良い木の枝で羽毛を膨らませて、暖気を取り込んでいる「スズメボール」が見られる
機嫌が良い時は、法面の茂みの表側で撮影させてくれるが、機嫌が悪く警戒心が強い時は線路の方、電線に退避する
踏切から県道”水戸勝田那珂湊線”はこの♂モズと♀モズの番のテリトリーになっているようである
時々、上の写真のように警戒して見張っている姿を見せてくれる
シャッターチャンスはほんの一瞬です
自衛隊駐屯地内・周辺は溜池・用水路がありその上樹木も繁っているので、多くの小鳥たちが居る
いつ見ても”あざと可愛い”
右の写真は樹からもぎ取ったドングリの本体を趾で押さえ嘴で殻斗を外しているところ
趾で餌を押さえ、嘴で調理する器用さは小鳥の中でも群をぬく
淡い黄緑色の腹部の羽毛と肌色の下側の嘴と趾が美しい
いつも勤勉に見える姿が好ましい
この時期になると割と近くで撮影させてくれるのが嬉しい
とりあえず今日(2月3日)はここまでm(_ _)m