冬鳥の季節

 11月になっても25℃を超える日がある異常気象の中、冬鳥の姿や小鳥たちの行動の変化が季節の変化を教えてくれます。ジョウビタキはすでに紹介済みですが、アオジやシメ、カシラダカの姿を見るようになりました。また、カワラヒワが群れている姿もよく見かけます。今回は、冬鳥と留鳥の季節を感じさせる行動を紹介したいと思います。

哲学者か修行僧風情のシメ

 姿はビジュアル系ではないが、何故か気になる小鳥にシメがいます。ずんぐりした体型、太い嘴のシルエットでその存在が確認できた時は、何故か嬉しくなります。見かける時は、大体高い梢にポツンと一羽で、孤独に瞑想に耽っているようにも見えます。鳴き声を聞いたことはありません(単に、聞き分けられないだけかも・・・)ʅ(◞‿◟)ʃ。

群れるカワラヒワ

 晩秋から冬になると、スズメと同様群れでの行動が目立つようになる小鳥にカワラヒワがいます。この小鳥も羽は美しいのですが、顔がビジュアル系ではないので、積極的撮影されない、いわば私に差別(好き嫌いは価値観の結果、すなわち多様性の根幹なので、差別という言葉は不適?)されている小鳥です。川原の葦原を棲家にしているようですが、移動中は休憩に葉の落ちた高い枝、電線などに群れて止まっているの姿を撮影することができます。群れで、飛び立つ時や枝や電線に止まる時には、スズメとは違った規律ある行動をすることも観察できます。

アオジ

枯れ草の叢の中から「チチッ、チチッ」という鳴き声は聞こえても、その姿をなかなか現さない、用心深い小鳥です。この季節の鶯と同様、見かけたらフォーカシングはカメラ任せで、即シャターを切らないと撮れない小鳥です。

ジョウビタキ

11月3日は輪輪鳥撮りして帰宅すると、オジョウ様が我が家のT Vアンテナでナワバリ宣言をしていました。慌てて、カメラを取り出し、パシャリさていただきました。11月9日は早戸川の川原で、あまり収穫なく、落胆して帰る間際に現れちょっとだけ撮影させてくれました。X(旧ツイーター)でも最近の人気者はオジョウです٩( ‘ω’ )و。

冬の留鳥たちの晩秋の風情

前回も紹介した、ヤマガラさんはエノキの実の貯食に、モズは高鳴きで餌の少ななくなる前に縄張りの確保に大忙しのようです。ハクセキレイは群れまたはペアで採餌する姿を良く見るようになりますが、レイちゃん(キセキレイ♀)はいつもマイペースで単独で採餌、未だかつて雄のキセキレイには出会えていません(*´ω`*)。

初旬を過ぎ、中旬になっての投稿ご容赦くださいm(_ _)m。これから初冬〜初春にかけて、冬鳥と留鳥達の冬景色をタイムリーに紹介できるよう頑張ります、乞うご期待٩( ‘ω’ )و。

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投稿者

nakagawa-tori-suki

那珂川流域に住む”初老・初級のサイクリスト&バードウオッチング初心者”

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