今回のメインバードは”ヤマガラ”
恋焦がれているけど中々出会えない小鳥にヤマガラがいます。そんなヤマガラが群れている場所に遭遇、4日ほど同じ場所でその姿を撮影できましたので紹介します✌︎(‘ω’)✌︎。小場江用水路自衛隊駐屯地の下、最初はスダジイかドングリを啄いているのかと思いましたが、2回目にエゴノキの実だと知りました。近くにエゴノキが生えていたのです。しかしここも、早戸川川原同様ヒヨドリが優勢で、ヤマガラがエゴノキの実を採っているとヒヨドリがその近くを威嚇飛翔し、ヤマガラは、エゴノキの実を咥え、茂みの中に退避し、そこでエゴノキの実の核を取り出していたのです。
この時は何を啄いているのかは下からは判別できなかった
指の使い方が驚くほど器用なことが分かります
今まではエゴノキの実の果肉を食べるのかと思っていましたが、これらの写真から推定するとどうやら本当の狙いは核の方で、果肉は皮と一緒に捨てられているようです
もっとはっきりした証拠写真を撮りたいと思います。
※ エゴノキの実の果肉には毒性があると書いてありました。なので、他の鳥は食べず、上手く核を取り出せるヤマガラだけの食料になり得ることが後で分かりました。果肉を避けて、核(種子)を取り出すためには嘴だけでは無理で、趾を使って実を押さえることができる能力が必要ですが、鷲鷹類以外ではヤマガラでしか確認できていません。モズは趾を使って獲物を捌くことができないので、早贄は串に獲物を刺して料理する知恵なのかも知れなませんね。
「コツコツ・・・」という音は、コゲラが木を啄く音よりも大きく聞こえます
ヤマガラと混群をなすコゲラ
自衛隊駐屯地下では、夏場は深い茂みに隠れて写真撮影はままなりませんが、シジュウカラ、メジロ、エナガが通年見られます。当然、歓迎しないヒヨドリも・・。今回は、ヤマガラの群れに混じって「コツコツ・・」木を啄いていたコゲラの様子を紹介します。
エゴノキの幹や枝を啄いても実には見向きもしないことが共存できる理由か?
アオジ
自衛隊駐屯地下の荒れた圃場は、アオジやホオジロ、カシラダカもよく姿を隠す場所です。そんな、アオジをなんとかワンショット撮影できました。
「ジッジッ」という鳴き声は聞こえても、姿は中々現さない
嫌われ者(私にとって)のヒヨドリ
以前も記しましたが、ヒヨドリは大きな鳴き声、小鳥たちが食事をしていると威嚇して追い払ってしまうなど、私にすれば小鳥社会の反社会勢力、歓迎しない嫌われ者です。が、1羽、群れを離れ、近くに小鳥がいないときには、下の写真のような姿を見せてくれます。
小場江用水路路沿いの昆虫たち
鳥撮りの合間の虫撮りです。
この時期、コセンダングサにはよくヤマトシジミが蜜を吸っている様子を見られる
ビークマークが痛々しい
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